しが産業生産性向上経営改善センター
- 公開日
- 最終更新日
産業人材の育成を支援するために、滋賀県が2015年「滋賀ものづくり経営改善センター」を設立。2019年4月には本県の産業における生産性の向上を後押ししていくことを目的に、「しが産業生産性向上経営改善センター」として新たに出発しました。
支援内容
企業が自らの強みを伸ばし、弱みを改善するために、ものづくりの実務経験を有し、体系的な現場改善理論・手法を習得した『生産性向上支援インストラクター(滋賀県知事認定)』による「企業ものづくり診断」を実施します。また、生産性向上支援インストラクターと幅広い教育機関の講師が連携し、経営者から一般社員までを対象とした階層別の人材育成を支援します。
(令和4年度までの生産性向上支援インストラクター派遣事業の定着支援は専門家派遣にて対応します。)
1.企業ものづくり診断事業
企業が自らの強みを伸ばし、弱みを改善するために、滋賀県知事認定の生産性向上支援インストラクターによる「企業ものづくり診断」を実施します
~まずは簡易自己診断を行ってみてください~
- 対象
- 県内企業・事業所等(ものづくり企業を対象)
- 事業内容
-
- 簡易自己診断(HP掲載:無料)
- 企業から要請を受けて、生産性向上支援インストラクターが企業を訪問し、ヒアリング、現場視察を通じ、独自の診断リストに基づいて診断を行います
- 事業概要
-
下記の手順で企業ものづくり診断を行います
- 事前調査(2時間)事業推進員が訪問し、概要説明および情報収集をします
- 予備診断(3時間)診断員(2名)が訪問し、企業およびものづくり現場の全体把握を行います
- 本診断 (6時間)診断員が訪問し、詳細な診断を行います
- 報告会 (2時間)診断員が訪問し、診断結果を報告します
- 報告書提出
- 診断費用
- 26,400円/社(税込)
チラシ
申請書類
2.経営者・幹部層向け講座(2日間コース)
経営マインドを醸成し、DX時代におけるビジネス構想や経営環境変化に対応するための学びの場を提供します
- 対象
- 滋賀県内企業・事業所等の経営者、幹部層およびその候補者
- 実施期間
- 第1回 2025年1月29日(水)
第2回 2025年2月13日(木) - 内容
-
-
ものづくりの体系的理解を深める(1日目)
- 経営者がものづくりの理解を深め、自社の組織能力向上を目指すための座学と演習
-
新たな価値創造で変革に挑む(2日目)
- 経営環境の変化に対応し、経営者が企業の変革と新たな価値創造に取り組むための事例紹介とワークショップを実施
-
ものづくりの体系的理解を深める(1日目)
- 参加費
- 22,000円/人(税込)
- 定員
- 10名(1事業所 最大2名まで)
- 募集期間
- 2024年 11月5日(火) ~ 12月25日(水)
チラシ
申請書類
3.現場管理者向け講座 (8日間コース)
生産プロセスの最適化に向けた改善活動を自主的に推進する『生産性の高い現場をつくる』リーダーを育成します
- 対象
- 県内企業・事業所等の現場管理者・リーダー・候補者
- 実施期間
- 2024年9月~12月のうち8日間
- 内容
-
-
ものづくり理論の座学・グループワーク
- ものづくり基礎概念、5S・3定、QC7/新QC7
- VSM・IE・IoT講座、改善の進め方
-
受講生企業の現場実習
- 経営者ヒアリング、課題抽出、改善案策定
-
ものづくり理論の座学・グループワーク
- 参加費
- 88,000円/人(税込)
- 定員
- 12名(1事業所 最大2名まで)
- 募集期間
- 2024年6月10日(月)~8月7日(水)
※定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました
チラシ
申請書類
4.出前人材育成講座オンライン対応可
企業ニーズに応じた改善手法やDX・IoTの基礎を学び、より時流にマッチした生産性向上に向けた若手人材を育成します
- 対象
- 滋賀県内企業・事業所等
- 講義内容
- 企業ニーズに応じて、カリキュラムを作成します
- <カリキュラム例>
- 基礎編 (5S、品質管理手法、現場改善)
- 応用編1(5S&改善活動の実践)
- 応用編2(デジタル化、ChatGPT&身の丈IoT活用)
- 講義概要
- 時間・回数:1講座3時間×3回を標準とします
(※1回あたりの時間・回数はご要望により決定) - 企業負担金
- 110,000円 (税込)(1講座3時間×3回の場合)
様式
5.しが産業生産性向上セミナー(「生産性向上」&「DX推進」セミナー)
本年度は、中小企業の成長に不可欠なDX、ブランド戦略を後押しするために「中小企業の持続的成長に必要なものとは ~DX・AI時代のブランド戦略~」と題してセミナーを開催します
名取教授からは「DX・AIの始め方」について講演いただくとともに、既にブランド戦略、DXに取組まれている滋賀県内企業の実践例を紹介します
- 日時
- 2024年6月25日(火)13:30~16:30
- 開催場所
-
- 会場:コラボ21 3階大会議室(大津市打出浜2-1)
- オンライン
- 参加費
- 無料
- 定員
- 100名(先着順)
- 詳細
6.生産性向上web配信スクール事業
生産性向上ミニスクールなどの講義簡易版(動画)を滋賀県産業支援プラザのホームページで公開します(視聴無料)
- 対象
- 滋賀県内企業・事業所等
- 講義内容
- 「5S3定から始める生産性向上」、「品質管理手法」、「現場改善の進め方」、「中小企業のためのDX入門」など6講義
- 講義概要
- 1講座 約10分
動画
-
①正しい5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)を理解し、職場の生産性向上について学びます
-
②品質管理手法の「QC7つ道具」について学びます
-
③品質管理手法の「新QC7つ道具」について学びます
-
④「現場改善のステップ」「良いものづくりとムダ」「動作・運搬のムダ取り」「停滞のムダ取り」について学びます
-
⑤DXに取り組む意義と取り組み方の基本について学びます
-
⑥「ものづくりの基礎概念」「ものづくりの組織能力」について学びます
用語解説
- 5S
- 「整理・整頓・清掃・清潔・躾」の頭文字をとったもの
- 3T
- (3定) 「定置・定品・定量」の頭文字をとったもの
- QC
- クオリティー コントロールの略で品質管理の意味
品質が良い状態に保つための活動 - QC7つ道具
- 製造現場等の品質管理をするための7つの手法(数値データ)
- 新QC7つ道具
- スタッフ部門等の品質管理をするための7つの手法(言語データ)
- IE
- インダストリアル エンジニアリングの略で生産工学と訳される
工程や作業内容を科学的に分析して、生産管理を最適化すること
お問い合わせ先
(公財)滋賀県産業支援プラザ
しが産業生産性向上経営改善センター
- TEL
- 077-511-1423
- FAX
- 077-511-1429