登録専門略歴書

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No. 724

(2013年04月01日現在)

フリガナ オオイシ ケンジ
氏名 大石 健司
生れ年 1949年
連絡先名 大石技術士事務所
連絡先住所 〒247-0022
神奈川県横浜市栄区庄戸2-3-11
連絡先電話 045-410-9126
連絡先FAX 045-410-9126
E-mail k-oishi.tec@sky.plala.or.jp
URL
専門分野・得意分野 切削加工技術
(切削加工の工具寿命,仕上げ面精度,切りくず処理,加工能率,加工コスト等の改善.切削加工のトラブル対策,難削材の切削,非金属材料の切削,複合材料の切削,軟質材の切削など,切削加工関連技術)
資格 技術士(機械)昭和63年2月 登録番号 第20707号
博士(工学)平成4年2月 大阪大学
主な経歴 S46.4~H15.3 神奈川県工業試験所/産業技術総合研究所・研究員およびチームリーダとして、切削加工の試験・研究に従事.セラミックスや焼入鋼などの高硬度材難削材の切削加工。Ni基合金、純鉄など軟質難削材の切削加工.FRM、FRPなど複合材料の切削加工の実務経験をベースに、適正工具材や切削条件に関して、中小企業の加工現場でのアドバイスを年10件ほど30年間実施した。
H16.4~H24.3 国立弓削商船高等専門学校・教授として、機械工学(機械加工、機械材料、計測工学、設計製図、専攻科精密加工など)の講義と実験実習、卒研、専攻科特別研究を実施した。
H9~H13 高度ポリテクセンター非常勤講師として、S46~H15 神奈川県工業技術研修センター講師として、中堅技術者、中小企業技術者に対し、切削加工の基礎に関して講義、実習を実施した。
この間、学会、研究会、および講座等の講演・発表、セミナー講師等多数行った。
活動実績
診断・コンサルティング・講演・論文・著書等

指導事例:
1.切削加工の工程改善:加工指定のない片面の荒加工を親会社に申請し,多数個取り付け加工を可能にし,連続自動加工時間が大幅に延長できた.
2.焼入鋼の旋削:CBN工具から黒セラミックを提案.工具コーナ半径と加工条件を検討し,実用可能にした.大幅コスト低減となった.
3.高力黄銅の切削:銅合金であるが難削材で,工具摩耗が大きい.各種工具材を試し,工具費の観点から,寿命は1/2だが超硬K10を選定した.
4.ガラス強化レジン樹脂の切削加工:強化材のガラスビーズによる工具摩耗が激しい.CBN工具が最良だが,コスト1/20の窒化けい素を選択した.
論 文:
1.溝摩耗生成機構に関する基礎研究,精密工学会誌
2.焼入れ鋼旋削時のセラミック工具の初期欠損,精密工学会誌
3.焼入れ鋼の仕上げ切削(第1報)-構成刃先の生成に及ぼす被削材硬さの影響-,精密工学会誌
4.TiN薄膜による高速度鋼工具のクレータ摩耗抑制,潤滑
5.樹脂含浸焼結鋼の被削性
著 書:
1.セラミックスの切削・研削加工(1990)海文堂出版
2.ファインセラミックスの精密加工(1990) 工業調査会